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JAPAN HEALTH / STORIES
最新|免疫こそ体のがん防御線:キラー細胞と抑制細胞のせめぎ合い

最新|免疫こそ体のがん防御線:キラー細胞と抑制細胞のせめぎ合い

がんは年齢を重ねた人の病気というイメージは、少しずつ変わりつつあります。近年は、これまでなら考えにくかった若い世代でのがんが報告されるようになり、なかには十代で進行したがんが見つかった例も語られています。 がんを語るとき、多くの場合は遺伝的な体質や、たばこのような外からの発がん物質が話題の中心になります。それももちろん大切な話です。 ただ、外科医でがん研究者でもあるPatrick Soon-Shiong氏は、あるインタビューのなかで、そこにもう一つの主役が抜けていると語っています。私たちの体が本来もっている、がんを見つけて始末する免疫の働きです。 体の防御を強くし、その防御をくり

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最新|水泳はランニングより心臓に良いのか:分子レベルで現れた意外な違い

最新|水泳はランニングより心臓に良いのか:分子レベルで現れた意外な違い

ジョギングを始めようか、それともプールに通おうか。健康のために運動を増やそうと思ったとき、こんなふうに迷ったことはないでしょうか。どちらも代表的な有酸素運動で、心臓や血管に良いことはよく知られています。 では、心臓そのものにとってはどちらがより良いのか。同じ時間、同じきつさで続けたとき、体の中で起きることに違いはあるのでしょうか。 これまでランニングと水泳は、同じくらい優れた有酸素運動としてひとまとめに語られることが多くありました。ところが、その当たり前に正面から向き合った研究がブラジルから報告されています。 心肺機能の伸びはほぼ同じでも、心臓の組織や分子のレベルでは、水泳だけに

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食べる順番と血糖:野菜から始める一皿の組み立て方

食べる順番と血糖:野菜から始める一皿の組み立て方

いつもの定食が運ばれてくる。ごはん、味噌汁、焼き魚、ほうれん草のおひたし。さて、どれから箸をつけるでしょうか。お腹が空いていると、つい湯気の立つごはんから口に運びたくなります。 同じ顔ぶれの一皿でも、どれを先に食べるかによって、食後の血糖の上がり方が変わると報告されています。 野菜やたんぱく質のおかずを先に、ごはんやパン、麺などの主食を後に回す食べ方は「ベジファースト」と呼ばれ、特別な食材や我慢を必要としません。献立はそのままに、口に運ぶ順番を少し入れ替えるだけです。 食後に眠くなりやすい、健診で血糖値が気になり始めた。そんなときに、毎日の食卓で気軽に試せる工夫として知られていま

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最新|腸内細菌が動かす食欲と血糖:肥満と2型糖尿病をつなぐ悪循環

最新|腸内細菌が動かす食欲と血糖:肥満と2型糖尿病をつなぐ悪循環

食べる量を減らして、体を動かせばいい。肥満や2型糖尿病は、長らくそんなふうに語られてきました。けれど実際には、いったんこの状態に入ると思うように抜け出せず、もどかしさを感じている方は少なくないはずです。 その背景に、腸の中にすむ細菌からの信号があるかもしれません。腸内細菌は、私たちが食べたものを材料にさまざまな物質をつくり、その物質が食欲やインスリンの効き方、さらには脳の働きまで左右していることが分かってきました。 2026年6月、この腸と脳のやりとりが代謝の病気とどう関わるのかを、一枚の地図のように整理したレビュー論文が、npj Biofilms and Microbiomes誌

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最新|ビタミンB6と葉酸とホモシステイン:心臓を守る栄養の働きを探る研究

最新|ビタミンB6と葉酸とホモシステイン:心臓を守る栄養の働きを探る研究

健康診断で「コレステロール」や「血圧」はおなじみの数値ですが、「ホモシステイン」という言葉を聞いたことのある方は、まだそれほど多くないかもしれません。 これは私たちの体の中で自然につくられるアミノ酸の一つで、ふだんは問題なく処理されています。ところが、この濃度が高くなりすぎると、心臓や血管にとって負担になりうることが、少しずつ知られてきました。 そして、このホモシステインを体の中で片づける働きに関わっているのが、ビタミンB6と葉酸です。では、これらのビタミンを補うことで、高くなったホモシステインから心臓を守ることはできるのでしょうか。 セルビアの研究チームが、その問いに動物実験で

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最新|ビタミンB12と3日間:サイクリストの瞬発力と思考速度をめぐる試験

最新|ビタミンB12と3日間:サイクリストの瞬発力と思考速度をめぐる試験

ペダルを思い切り踏み込む、最後の数十秒。心肺も脚も限界に近づくなかで、もうひと伸びできるかどうかは、競技をする人にとって大きな差になります。そのひと伸びに、ふだんの栄養が関わっているとしたらどうでしょうか。 タイの医療メディアThailand Medical Newsが、訓練を積んだサイクリストを対象にした新しい臨床試験を紹介しています。吸収のよいビタミンB12をテスト前のわずか3日間摂っただけで、無酸素運動のパワーと、頭の回転の速さの両方に向上がみられたという内容です。 ビタミンB12といえば貧血や神経の話で語られることの多い栄養素ですが、今回の試験は「短い期間で運動と思考の両方

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グリホサートを体内から安全に除去する方法:曝露を減らし排泄を支える栄養習慣

グリホサートを体内から安全に除去する方法:曝露を減らし排泄を支える栄養習慣

体に入ったグリホサートは、どうすれば安全に減らせるのか。除草剤や農薬の話題に触れるたびに、そう感じる方は少なくないと思います。グリホサートは、ラウンドアップなどの除草剤に使われる成分として知られ、世界中の農業で広く使われてきました。 小麦、オーツ麦、大豆、とうもろこし、豆類など、日常の主食や加工食品に関わりやすい作物とも接点があります。 米国の医師Dr. Jesse Morseは、2026年2月のSubstack記事で、グリホサート対策を、曝露低減、腸・肝臓・ミネラル・発汗・抗酸化栄養を組み合わせる多経路の方法として紹介しています。 研究面でも、有機食への切り替えで尿中グリホサー

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最新|同居が変える腸内細菌:糖尿病に関わる菌はどこから来るのか

最新|同居が変える腸内細菌:糖尿病に関わる菌はどこから来るのか

同じ家で暮らしていると、食べるものも、起きる時間も、いつのまにか似てきます。だから家族でお腹の調子や体質が近づいてくるのは、同じ食卓を囲んでいるからだろう、と感じている方は多いのではないでしょうか。 ところが、私たちの腸や口の中にすむ細菌そのものが、人から人へと移っていることが、菌株という細かい単位で確かめられました。しかも、いちばん移りやすかった菌が、2型糖尿病や心臓・代謝の健康と関わるグループだった、という報告です。 これは、イタリア・トレント大学のVitor Heidrichさん、Nicola Segataさんらが2026年に発表した研究によるものです。 同居する人どうしの

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最新|夏でも回復しないビタミンD不足:高齢者と民族的マイノリティで続く通年の課題

最新|夏でも回復しないビタミンD不足:高齢者と民族的マイノリティで続く通年の課題

夏になって日差しを浴びれば、冬の間に減っていたビタミンDは自然と戻ってくる。そんなふうに考えている方は、少なくないのではないでしょうか。 ビタミンDは日光を浴びることで皮膚でつくられるため、日差しの強い季節に外で過ごせば体内の量は回復しやすい、と長く考えられてきました。 ところが、英国・ニューカッスル大学のチームが2026年に報告した研究では、この夏になれば戻るという前提が、すべての人に当てはまるわけではないことが示されました。 北イングランド(北英国)に暮らす高齢者や、民族的マイノリティの背景をもつ人々では、夏の強い日差しを受けてもビタミンDの値が改善せず、一年を通じて不足した

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最新|心臓発作の半数は正常なLDL値だった:見えていない粒子の質と数

最新|心臓発作の半数は正常なLDL値だった:見えていない粒子の質と数

健康診断の結果票で、LDLコレステロールの数値が基準内におさまっている。それを見て、ひとまず安心した経験のある方は多いのではないでしょうか。 ところが、アメリカの医師エリック・バーグ氏(Dr. Berg)は、自身のYouTubeで意外なデータを紹介しています。心臓発作を起こした人の半数以上が、検査では「正常」なLDL値だった、というのです。 数値が正常なのに、なぜ心臓発作が起きるのか。バーグ氏は、いま広く使われている検査がコレステロールの重さしか測っておらず、本当に大切な粒子の質と数を見ていないからだと語っています。 同じLDLでも性質の違う粒子があり、リスクと結びつくのはその一

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そうめんを一食にする:夏の昼ごはんに足したいもの

そうめんを一食にする:夏の昼ごはんに足したいもの

夏になると、昼ごはんがそうめんになる日が増えてきます。鍋に湯を沸かし、さっとゆでて、冷たい水でしめる。氷を浮かべたつゆにつけて、つるりとすする。 食欲が落ちる時期でも喉を通りやすく、洗い物も少なくて済みます。手軽さという点では、夏の台所でいちばん頼りになる一皿です。 そのそうめん、栄養の面から見ると、主食としての顔がはっきりしています。麺は小麦からできていて、中心になるのは炭水化物。たんぱく質や野菜、海藻といった顔ぶれは、麺そのものからは食卓にあがってきません。 冷たい麺をすすって終わり、という日が続くと、一食の中身が炭水化物に寄っていきます。 そこで今回は、そうめんを「主食だ

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最新|量を満たしても足りないフラバノール:心臓を守る野菜・果物の選び方

最新|量を満たしても足りないフラバノール:心臓を守る野菜・果物の選び方

心臓のために、野菜と果物をしっかり食べる。健康診断のあとなどに、そう心がけている方は多いのではないでしょうか。1日5皿(ファイブ・ア・デイ)という目標も、すっかりおなじみになりました。 ところが2026年6月、その常識に一石を投じる研究が学術誌『Food & Function』に発表されました。 野菜や果物を推奨どおり食べていても、心臓を守る成分「フラバノール」は不足しがちで、十分に摂れている人は5人に1人にも満たない、というのです。 しかも研究チームは、食事アンケートだけに頼りませんでした。血液などのバイオマーカー(体内の指標)から、実際に体へ届いたフラバノールの量を客

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最新|ビタミンDと腸内細菌:IBDで見えた免疫寛容への新しい接点

最新|ビタミンDと腸内細菌:IBDで見えた免疫寛容への新しい接点

ビタミンDというと、骨を丈夫にする栄養素、あるいは免疫を支える栄養素として知られています。冬に不足しやすい、日光を浴びると体内で作られる。そのあたりまでは、なんとなく耳にしたことがある方も多いかもしれません。 ただ、ここ数年の研究は、ビタミンDをもう少し違う角度から見はじめています。 私たちの腸の中には膨大な数の細菌がすみついていて、免疫はその細菌を「攻撃すべき相手」と見ることもあれば、「ともに暮らす相手」として受け入れることもあります。この見分け方、いわば腸と細菌の折り合いのつけ方に、ビタミンDが関わっているのではないか、という見方です。 2026年6月、海外の健康情報サイトG

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