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JAPAN HEALTH / STORIES
さつまいも完全図鑑|品種、甘さ、栄養、歴史、血糖、安全性まで

さつまいも完全図鑑|品種、甘さ、栄養、歴史、血糖、安全性まで

焼きいもの皮を割ると、湯気と一緒に甘い香りが立ちます。指に少し蜜がつく、あの黄色い断面。 不思議なのは、その甘さが畑で完成したものではないことです。掘り上げられた後の貯蔵、火が入っている間の酵素の仕事、抜けていく水分。三つの時間が重なって、ほくほく、しっとり、ねっとりという食感と甘さが生まれます。 同じ品種でも、いつ食べるかで表情が変わる。さつまいもが面白いのは、たぶんそこです。 果肉の色も手がかりになります。日本の食卓になじんだ黄白色、β-カロテンを多く含む橙色、アントシアニンの紫色。それぞれ特徴成分が違います。 この図鑑では、一本のさつまいもを、根のつくりから世界への

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最新|しびれや神経痛と結びついたのはB1とB12:世界人口の30%と39%が不足している

最新|しびれや神経痛と結びついたのはB1とB12:世界人口の30%と39%が不足している

正座のあとのようなしびれが、立ち上がってもなかなか引かない。足の裏がジンジンする、指先の感覚が鈍い、夜になると足がつる。そうした感覚の変化を、疲れや年齢のせいとして受け流している方は少なくないと思います。 こうした症状の背景にあるのが、末梢神経の障害、いわゆる神経障害(ニューロパチー)です。世界的にも大きな健康問題とされていて、とくに糖尿病にともなう神経障害は、足の潰瘍から壊疽へ進み、重い場合には足指や足、脚の切断につながることがあります。 原因としてよく挙げられるのは、偏った食習慣、多量の飲酒、糖尿病などの代謝の乱れ、そして感染症や自己免疫の反応、抗がん剤をはじめとする薬剤の影響

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ぶどうは皮ごと食べるとカリウムが約1.7倍:ポリフェノールも皮に集まる晩夏の恵み

ぶどうは皮ごと食べるとカリウムが約1.7倍:ポリフェノールも皮に集まる晩夏の恵み

晩夏から初秋にかけて、店先に巨峰やシャインマスカットが豊かに並びます。透きとおる緑や深い紫の一房は、この季節ならではのごちそうです。 ぶどうを食べるとき、皮をどうするかは人それぞれ。ていねいにむいて果肉だけを味わう方も多いでしょう。 けれども栄養の面から見ると、ぶどうのおいしさの一部は、じつは皮にもあります。日本食品標準成分表でぶどうを「皮なし」と「皮つき」で比べると、カリウムは皮つきのほうが約1.7倍。 さらに、ぶどうの色や渋みをつくるポリフェノールも、その多くが皮に集まっています。旬のぶどうを、皮ごと味わう食べ方を数字とともにたどってみます。 記事の要点 * ぶどうの

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最新|薬を使わない高血圧に、カリウムを足すと診察室の上の血圧が約7下がった

最新|薬を使わない高血圧に、カリウムを足すと診察室の上の血圧が約7下がった

血圧が気になり始めると、多くの人がまず塩分を減らそうとします。味噌汁を薄めに、漬物を控えめに、麺の汁は残す。ナトリウムを「引く」この工夫は、たしかに血圧対策の基本です。 けれど、血圧に関わるミネラルはナトリウムだけではありません。カリウムを「足す」という、もう一方の道があります。 2025年末、まだ降圧薬を使っていない高血圧の人だけに絞ってカリウム補給の効果をまとめた解析が公開され、2026年には減塩とカリウム増を「両輪」でとらえ直すレビューも登場しました。 今回は、この「足す」発想を数字とともに見ていきます。 記事の要点 * 2025年に公開された、降圧薬を使っていない

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最新|CoQ10を8週間、高齢者のインターバル運動で立ち上がりの力が上乗せで伸びた

最新|CoQ10を8週間、高齢者のインターバル運動で立ち上がりの力が上乗せで伸びた

年齢を重ねると、椅子から立ち上がる、階段をのぼるといった何気ない動作が、少しずつおっくうになってきます。こうした「立ち上がる力」を保つうえで、運動が大切なのは言うまでもありません。 では、その運動の効果を、栄養の側から後押しすることはできるのでしょうか。2025年、高齢者が運動にコエンザイムQ10(CoQ10)を加えると、下半身の力の伸びに差がついたという二重盲検の試験が報告されました。 エネルギーづくりの現場であるミトコンドリアを軸に、この試験が示したことを見ていきます。 記事の要点 * 2025年に報告された二重盲検の試験で、65〜75歳の38人が8週間の高強度インター

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アスタキサンチンとは何か:赤いカロテノイドがもつ適応と回復の力

アスタキサンチンとは何か:赤いカロテノイドがもつ適応と回復の力

※この記事は、旧Japan Healthアカウントで公開した記事を再掲載したものです。 近年、健康や美容の分野において抗酸化というキーワードが広く浸透しています。その中で注目されているのが、カロテノイドと呼ばれる天然色素です。 カロテノイドは野菜や果物、さらには海洋生物にも含まれる成分であり、それぞれが異なる色と機能を持っています。 例えば、トマトの赤色で知られるリコピン、緑黄色野菜に多いルテインなどは、すでに多くの研究でその働きが明らかになっています。 その中でも近年、特に関心が高まっているのが「アスタキサンチン」です。鮭やエビ、カニなどに含まれる鮮やかな赤色の正体であり、そ

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最新|NACとTironが大腸を守った:潰瘍性大腸炎モデルで炎症と酸化ダメージを抑えた

最新|NACとTironが大腸を守った:潰瘍性大腸炎モデルで炎症と酸化ダメージを抑えた

お腹の痛みと下痢が繰り返し起こり、落ち着いたと思ったらまたぶり返す。潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜が炎症を起こし、潰瘍ができては再燃をくり返す慢性の炎症性腸疾患です。 原因はまだ完全には解明されていませんが、炎症が続く過程では体内の酸化ストレスが深く関わっていることが分かってきました。 そんな中、チュニジアとイタリアの研究チームが、2つの抗酸化物質、N-アセチルシステイン(NAC)とTironに着目し、大腸の粘膜をこの酸化ダメージから守れるかどうかを、ラットのモデルで調べました。 結果は、査読付き学術誌『International Journal of Molecular Scien

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最新|見落とされがちなミネラル、ホウ素:ビタミンDを活性化しマグネシウムを体にとどめていた

最新|見落とされがちなミネラル、ホウ素:ビタミンDを活性化しマグネシウムを体にとどめていた

ミネラルというと、カルシウムや鉄、亜鉛あたりがまず思い浮かびます。その一方で、ふだんほとんど話題にのぼらないミネラルもあります。ホウ素はその一つです。 土や水、植物に含まれ、私たちも日々の食事から少しずつ口にしているのですが、栄養の話の中心に置かれることはめったにありません。 ところが2026年、このホウ素をあらためて骨やホルモンの観点から整理したレビューが、栄養学の専門誌に相次いで発表されました。 今回は、あまり知られていないこのミネラルが、体の中でどんな役どころを担っているのかをたどってみます。 記事の要点 * 2026年にNutrients誌で公開されたレビューは、

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スイカは皮まで食べられる:50gに食物繊維1gとカリウム140mgが含まれていた

スイカは皮まで食べられる:50gに食物繊維1gとカリウム140mgが含まれていた

夏の食卓に欠かせないスイカ。赤い果肉を食べたあと、白い部分が残った皮はそのまま捨ててしまう方がほとんどではないでしょうか。ところが、この捨てていた皮にも、体にうれしい栄養が含まれていることが、あらためて数字で示されました。 2026年8月、米国農務省(USDA)が、スイカの皮の栄養成分を公式のデータベースに登録したのです。晩夏の今、旬の終わりに向かうスイカを、皮まで無駄なく味わう食べ方を考えてみたいと思います。 記事の要点 * 米国農務省が2026年8月、これまで登録のなかったスイカの皮の栄養成分を公式データベースに追加し、皮にも栄養があることが数字で確かめられました。

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最新|全脂肪乳製品は体に悪くなかった:体重も血中脂質も変わらず血圧は下がった

最新|全脂肪乳製品は体に悪くなかった:体重も血中脂質も変わらず血圧は下がった

朝のコーヒーに注ぐ牛乳、昼食に添えるチーズ、夕食後のヨーグルト。何気なく手に取るその一品を、脂肪の少ないタイプで選んでいる方は多いのではないでしょうか。 飽和脂肪酸を減らせばコレステロールや心臓病のリスクを抑えられるという考え方から、乳製品売り場では長年、低脂肪・無脂肪の商品が主流になってきました。 しかし、トロント大学の研究チームが学術誌『The Journal of Nutrition』に発表した新しい臨床試験は、この前提を別の角度から検証しています。過体重・肥満の成人が全脂肪の乳製品を1日3回、12週間とり続けたところ、体重や血中脂質に悪い変化は見られなかったという報告です。

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最新|腸ではウイルスが細菌を壊してビタミンB12を巡らせていた:腸内細菌の多様性を支える意外な仕組み

最新|腸ではウイルスが細菌を壊してビタミンB12を巡らせていた:腸内細菌の多様性を支える意外な仕組み

私たちの腸のなかには、数えきれないほどの細菌がすみ、たがいに支えあいながら一つの生態系をつくっています。その顔ぶれの豊かさ、いわゆる「腸内細菌の多様性」が、体調や気分にまで関わることは、近年よく語られるようになりました。 では、その多様性はどうやって保たれているのでしょう。2026年、その舞台裏で意外な立役者が働いていたことが報告されました。主役は、細菌に感染するウイルス「バクテリオファージ(ファージ)」です。 ファージが細菌を壊すことで、なかに閉じ込められていたビタミンB12が腸のなかを巡り、ほかの細菌を育てていた。そんな微生物たちの静かなやりとりが見えてきました。 記事の要

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最新|ミネラルをよくとる人ほど不安やPTSDも少なかった:19万人で鉄・亜鉛・マンガンに差が出た

最新|ミネラルをよくとる人ほど不安やPTSDも少なかった:19万人で鉄・亜鉛・マンガンに差が出た

心の不調というと、まっさきに思い浮かぶのは「うつ」かもしれません。けれど気分の落ち込みだけでなく、理由のはっきりしない不安、つらい記憶がふとよみがえる感覚、そうした心のゆらぎも、多くの人が静かに抱えているものです。 こうした「うつ以外」の心の不調に、日々の食事で摂るミネラルがどう関わっているのか、それを19万人という大きな集団で一度に見わたした報告が、2026年に届きました。 しかも、関わっていたミネラルは不調の種類ごとに違っていた、というのが興味深いところです。鉄やマグネシウムがうつと、亜鉛がPTSDと、マンガンが自傷と。心の不調とミネラルの、これまで見えにくかった地図が少し描け

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その不調、アレルギーじゃなくてヒスタミンのせいかも:意外な5つの食品と対処法

その不調、アレルギーじゃなくてヒスタミンのせいかも:意外な5つの食品と対処法

※この記事は、旧Japan Healthアカウントで公開した記事を再掲載したものです。 くしゃみ、頭痛、じんましん。花粉でも風邪でもないなら何? 花粉の季節でもないのに鼻水が止まらない。特定の食品を食べると頭痛がする。ワインを飲んだ翌朝、顔が赤くなっている。こうした症状に覚えがある方は少なくないと思います。 病院でアレルギー検査をしても異常なし。原因不明のまま抗ヒスタミン薬でしのいでいる、という方もいるかもしれません。実はその症状、体内のヒスタミンがうまく分解できていないことが原因かもしれません。これはヒスタミン不耐症と呼ばれる状態で、食物アレルギーとは異なるメカニズムで起こり

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