最新の記事

JAPAN HEALTH / STORIES
最新|アシュワガンダが中性脂肪を下げる:過体重の成人を対象にした40日間試験の報告

最新|アシュワガンダが中性脂肪を下げる:過体重の成人を対象にした40日間試験の報告

健康診断で中性脂肪の数値が気になり始めた、そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。 厚生労働省の国民健康・栄養調査を見ても、過体重や肥満傾向にある日本の成人は年々増えており、それに伴って脂質異常症と診断される人も少なくありません。 中性脂肪や悪玉系のコレステロールが高い状態が続くと、心血管疾患のリスクが徐々に高まっていくことがわかっています。 治療の基本は食事や運動、そして必要に応じた薬物療法ですが、それらを補うかたちで植物由来のサプリメントに関心が集まっています。 なかでもアシュワガンダは、インドの伝統医学アーユルヴェーダで何千年にもわたって用いられてきた薬

続きを読む
Japan Health
最新 | ビタミンD欠乏が肺の免疫を弱める:呼吸器感染リスクと対策

最新 | ビタミンD欠乏が肺の免疫を弱める:呼吸器感染リスクと対策

風邪やインフルエンザ、肺炎といった呼吸器感染症は、誰もが一度は経験する身近な病気です。ところが同じ環境にいても、感染しやすい人となかなかかからない人がいます。 その違いを生む要因のひとつとして、近年注目されているのがビタミンDです。 ビタミンDはもともと骨の健康に関わる栄養素として知られてきましたが、実は免疫システム全体を調整するホルモンのような働きを持ち、肺や気道を守る最前線の免疫細胞にも深く関わっていることが明らかになってきました。 日本では、屋内で過ごす時間の長さ、通勤や通学で直射日光を避ける生活習慣、日焼け止めの使用、そして冬場の日照時間の短さなどが重なり、ビタミン

続きを読む
Japan Health
最新 | 食べるだけで若返る:6つのスーパーフード

最新 | 食べるだけで若返る:6つのスーパーフード

DNAメチル化を整える食事の力 年齢を重ねるにつれて、体の衰えを感じる場面は誰にでもあります。肌のハリが失われたり、疲れが取れにくくなったり。こうした老化のサインは、実は細胞レベルで起きているDNAの変化と深く関わっています。 近年、エピジェネティック年齢という概念が注目されるようになりました。これは実年齢とは別に、DNAのメチル化パターンから算出される細胞の見た目年齢のことです。 日本では超高齢社会の進行とともに、健康寿命をどう延ばすかが大きなテーマになっています。サプリメントやアンチエイジング化粧品に頼る方も多いですが、実は普段の食事にこそ、細胞レベルで若返りを促す鍵

続きを読む
Japan Health
最新 | 運動は脳の薬:心肺機能と脳メンタルの健康

最新 | 運動は脳の薬:心肺機能と脳メンタルの健康

健康のために運動しましょうとは、よく耳にする言葉です。ダイエット、生活習慣病予防、体力維持。運動の目的として真っ先に浮かぶのは、こうした体の健康面ではないでしょうか。 一方で、最近の研究で注目を集めているのが、運動が脳や心の健康に与える影響です。 うつ病、認知症、精神病といった、現代社会で増え続けている脳とメンタルの不調に対して、運動が予防的な働きを持つことが、大規模なデータで次々と明らかになってきました。 日本では、うつ病で医療機関にかかる方が年々増え、認知症を抱える方も2025年には約700万人に達すると推計されています。 特にコロナ禍以降、在宅時間が増えて運動量が

続きを読む
Japan Health
最新 | 葉酸と女性のうつリスクにU字型の関係:少なすぎても多すぎてもダメだった

最新 | 葉酸と女性のうつリスクにU字型の関係:少なすぎても多すぎてもダメだった

葉酸(ビタミンB9)は、細胞の分裂やDNAの合成、神経伝達物質の産生に欠かせないビタミンです。妊娠中の胎児の発育に重要なことはよく知られていますが、脳の機能や気分の調節にも深く関わっています。 セロトニンやドーパミンといった、いわゆる幸せホルモンの合成にも葉酸が必要で、不足すると精神面に影響が出やすいことは以前から指摘されてきました。 日本でもうつ病の患者数は増加傾向にあり、とりわけ女性は男性に比べて発症率が高いことが知られています。栄養面からメンタルヘルスを考えるアプローチへの関心も高まるなか、葉酸を摂っていれば安心と思いがちですが、最新の研究はもう少し複雑な実態を明らかにし

続きを読む
Japan Health
最新|モリンガは血糖値を下げるのか:期待と現実が交差するスーパーフードの真実

最新|モリンガは血糖値を下げるのか:期待と現実が交差するスーパーフードの真実

健康意識が高まる中で、血糖値のコントロールは多くの人にとって避けて通れないテーマになっています。 特に日本では、糖尿病予備群を含めると相当数の人が血糖値の問題を抱えていると言われており、日常の食事や生活習慣の見直しが重要視されています。 そうした中で、近年注目を集めているのがモリンガという植物です。 スーパーフードとして広まり、スムージーやサプリメントなど様々な形で取り入れられていますが、実際に血糖値にどのような影響を与えるのか、その実態は意外と知られていません。 今回の記事では、最新の研究をもとに、モリンガと血糖値の関係について深く掘り下げていきます。 記事の要

続きを読む
Japan Health
最新 | 生きた乳酸菌と不活化乳酸菌は別物だった:腸細胞への作用が根本から違う最新研究

最新 | 生きた乳酸菌と不活化乳酸菌は別物だった:腸細胞への作用が根本から違う最新研究

腸活ブームが続く日本では、ヨーグルトやサプリメント、発酵食品など、乳酸菌を取り入れる選択肢が年々増えています。 コンビニの棚を見れば分かるように、飲料や菓子にまで乳酸菌入りの製品が並び、もはや健康志向の定番となりました。 ところが最近の研究では、同じ乳酸菌でも生きている菌と加熱処理などで不活化された菌とでは、体への働き方がまったく違うという事実が次々と明らかになってきています。 プロバイオティクスとポストバイオティクス、それぞれの呼び方を聞いたことがある方も多いかもしれません。 今回ご紹介するのは、株式会社伊藤園、東北大学大学院農学研究科、株式会社島津製作所による共同研

続きを読む
Japan Health
最新 | 雨の日に外を歩く4つの健康メリット : 気分と脳への意外な働き

最新 | 雨の日に外を歩く4つの健康メリット : 気分と脳への意外な働き

雨の日というと、なんとなく憂うつで外に出るのをためらってしまう方は多いと思います。 日本でも梅雨の時期に気分が沈みやすい、いわゆる気象病に悩まされる方が増えており、季節の変わり目には頭痛やだるさを訴える声もよく聞かれます。 ですが、雨そのものには、気分や脳、体にうれしい影響を与える要素がいくつもあることが、科学の目線からわかってきています。 強い雨のあとに空気がひんやりと澄んで、木々の緑がいきいきと見える。あの感覚は、単なる気のせいではなかったのです。 ここでは、雨の中を少し歩いてみることで得られる4つのメリットを、研究の知見をもとに紹介していきます。 記事の要点

続きを読む
Japan Health
最新 | ベルベリンと血糖値の関係 : 糖尿病管理に期待される天然成分の実力

最新 | ベルベリンと血糖値の関係 : 糖尿病管理に期待される天然成分の実力

糖尿病の管理といえば、食事制限や運動療法に加え、メトホルミンなどの処方薬が一般的です。しかし近年、植物由来のアルカロイドである「ベルベリン」が血糖コントロールの分野で注目を集めています。 ベルベリンは、オウレンやメギ科の植物に含まれる苦味のある黄金色の化合物で、中国やインド、中東の伝統医学では2200年以上の歴史を持つ成分です。 日本でも糖尿病患者は増加の一途をたどっており、予備軍も含めると2000万人以上ともいわれています。食事や生活習慣の改善が基本であることは変わりませんが、薬に頼りたくない方や副作用が気になる方にとって、植物由来の選択肢は関心の高いテーマです。 Mer

続きを読む
Japan Health
最新 | オメガ3脂肪酸と精神疾患の深い関係 : うつ病から統合失調症まで最新レビューが示す可能性

最新 | オメガ3脂肪酸と精神疾患の深い関係 : うつ病から統合失調症まで最新レビューが示す可能性

心の健康を左右する要因は実にさまざまですが、近年、食事や栄養素が精神疾患に与える影響が世界的に注目を集めています。なかでもオメガ3脂肪酸は、脳の機能や炎症の調節に深くかかわる栄養素として、数多くの研究対象になってきました。 日本はもともと魚食文化が根づいた国ですが、食の欧米化やファストフードの普及に伴い、若い世代を中心に魚の摂取量は減少傾向にあります。 厚生労働省の調査でも、日本人の魚介類摂取量はこの20年ほどで大きく減っています。一方で、うつ病や不安障害など精神疾患の受診者数は増加を続けており、栄養面からのアプローチがこれまで以上に求められています。 2026年4月、ドイ

続きを読む
Japan Health
最新 | 腸内細菌が記憶力低下を引き起こしていた : 迷走神経を通じた回復の可能性

最新 | 腸内細菌が記憶力低下を引き起こしていた : 迷走神経を通じた回復の可能性

年齢を重ねるにつれて、人の名前が出てこない、車をどこに停めたか忘れる、といった経験は、多くの人にとって身近なものです。 こうした加齢に伴う記憶力の低下は、これまで脳そのものの老化が原因と考えられてきました。ところが近年、腸と脳のつながり、いわゆる「腸脳相関」の研究が進むなかで、記憶力低下の原因が脳の外にもある可能性が浮かび上がっています。 日本でも高齢化が急速に進み、認知機能の維持は国民的な関心事となっています。厚生労働省の推計では、2025年に認知症の人は約700万人に達するとされ、軽度認知障害(MCI)を含めればさらに多くの方が何らかの認知機能低下を経験しています。 認

続きを読む
Japan Health
最新 | 呼吸と花粉症のカギはミネラル:マグネシウム不足が招く過剰反応

最新 | 呼吸と花粉症のカギはミネラル:マグネシウム不足が招く過剰反応

春になると、目のかゆみや鼻づまり、くしゃみに悩まされる方が一気に増えますね。日本では毎年、国民のおよそ半数が何らかのアレルギー症状を抱えているとされ、花粉症はもはや国民病とも呼ばれています。 ドラッグストアには抗ヒスタミン薬が並び、空気清浄機もよく売れる季節。それでも毎年、同じ時期に同じ症状を繰り返すという方は少なくありません。 ところが最近、海外の統合医療の現場では、アレルギーや呼吸の不調を、外から入ってくるものではなく体の内側の状態からとらえ直す動きが広がっています。 花粉やダニ、ハウスダストといった引き金があっても、同じ環境で暮らす人すべてが同じように反応するわけでは

続きを読む
Japan Health
最新 | 時間の感じ方が傷の治りを変える : ハーバード大学が明かす心身一体の回復メカニズム

最新 | 時間の感じ方が傷の治りを変える : ハーバード大学が明かす心身一体の回復メカニズム

怪我をしたとき、どのくらいで治るかは傷の深さや部位で決まると考えるのが普通です。しかし近年、心理学の分野では「心のあり方」が体の回復スピードに影響を及ぼすという研究が注目を集めています。 プラセボ効果はその代表例ですが、最新の研究はさらに踏み込み、私たちが時間をどう感じるかという、より抽象的な心の働きまでもが傷の治癒速度を左右する可能性を示しました。 日本では長時間労働やストレス社会の影響で、心身の不調を抱える人が少なくありません。気の持ちようという言葉は昔からありますが、それが単なる精神論ではなく、実際に体に作用するメカニズムがあるとしたら、私たちの健康との向き合い方は大きく

続きを読む
Japan Health